2025年7月20日、山手線でモバイルバッテリーの発火による運転見合わせが発生しました。
「自分のバッテリーは大丈夫?」と不安に思った方も多いはず。この記事では、リコール対象機種一覧、安全チェック方法、正しい処分法をわかりやすくまとめます。
最後まで読んで、あなたのバッテリーが安全か必ず確認してください。
モバイルバッテリー事故が増える3つの理由
消防庁の統計によると、モバイルバッテリー関連の火災事故は5年で約2倍に増加しています。
参考:東京消防庁(リチウムイオン電池の事故防止)
- 大容量化:熱がこもりやすく、発火リスクが上昇
- 安価な海外製品:安全基準を満たさない粗悪品が流通
- 長期使用による劣化:内部で見えない劣化が進行
リコール対象・発火リスクの高い機種一覧
| メーカー | 対象製品 | リコール台数 | 事故報告 |
|---|---|---|---|
| Anker | PowerCore 5000 / 10000QC / 20100 / 2680 | 47万台 | 火災・爆発19件 |
| CIO | SMARTCOBY Ex01 SLIM Qi2 | 不明 | 発火事象で自主回収 |
| エレコム | DE-M01L-10440 / DE-M01L-13040 | 不明 | リコール対象 |
※公的な最新情報も適宜参照してください。(経産省・消費者庁・NITE)
爆発実験映像(NITE公式)
【NITE公式】リコール製品の爆発実験映像(0:24で爆発音あり・閲覧注意)
※爆発音と炎が映ります。苦手な方は視聴を避けてください。
リチウムイオン電池が燃えたときは、水による消火が一番有効です。消火後も熱を持っているので素手で触らず、必ず冷却してから処分してください。
【NITE公式】発火時の正しい対処法(冒頭から爆発映像あり)
※苦手な方は視聴を避けてください。
5分でできる安全チェックリスト
- 性能:充電が持たない/異音/急な電源落ち
- 外観:膨張/ヒビ/異臭/異常な発熱
- 年数:購入3年以上、毎日使用で2年以上
- 表示:上記リコール対象、ノーブランド品、PSEマークなし
正しい捨て方|膨張・破損していた場合
- お住まいの市町村に確認
- 販売店に回収を依頼
- 対応不可なら製造メーカーに連絡
豆知識
リチウムイオン電池が燃えたときは水での冷却・消火が有効。
消火後もしばらく高温なので素手で触らず、可燃物から離して冷却を続けましょう。
まとめ
1. 使用中のバッテリーを必ず点検
2. 公式のリコール情報で確認
3. 危険なら即交換・処分
関連記事:安全なモバイルバッテリーの選び方|リチウムイオン電池の寿命と注意点
わかってはいるけど、つい充電しながらスマホを使ってしまいますよね。
私もそうでしたが、この記事を書きながら「安全第一」の大切さを改めて感じました。
今日からできる対策を始めて、安心できるモバイルライフを送りましょう。
※最終更新日:2025年9月21日


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