2025年8月28日放送の『徹子の部屋』に登場したのは、今もっとも注目される女性落語家のひとり、桂二葉(かつら によう)さん。
放送では、女性落語家としての努力や、人柄の温かさ、そしてユーモアのあるトークが印象的でした。
落語界で活躍する彼女の素顔に触れ、たくさんの人が元気をもらった放送回でしたね。
桂二葉のプロフィール・経歴
大阪府出身の桂二葉さんは、1986年生まれ。
現在は上方落語界を代表する若手女性落語家として活躍しています。
大学時代に笑福亭鶴瓶さんの落語を観たことがきっかけで、落語の魅力に引き込まれたそうです。
その後、上方落語の名門・桂米二(よねじ)さんに弟子入り。
さらにその師匠は人間国宝・桂米朝(べいちょう)さんという、伝統と実力の系譜を継ぐ本格派です。
幼少期は人前が苦手だった
意外なことに、二葉さんは幼少期、人前で話すことがとても苦手だったそうです。
現在の堂々とした高座の姿からは想像もつかないエピソードですね。
そんな苦手意識を乗り越え、落語の世界に飛び込んだ姿には強い意志を感じます。
私も職場で理不尽な思いをしたとき、“反骨精神”で前を向くことが多かったので、二葉さんの強さに共感しました。
落語との出会いと師匠との絆
大学時代に笑福亭鶴瓶さんの落語を観て「自分も高座に立ってみたい」と思うようになった二葉さん。
観る側から演じる側へ──その転機が、彼女の人生を変えました。
師匠の桂米二さんは、落語の基本から丁寧に指導することで知られる方。
弟子入りした当初は厳しい修行も多かったそうですが、「噺で人の心を動かす」という落語の原点を大切にしている姿勢が、今の二葉さんにも受け継がれています。
弟子入りの苦労と人柄の温かさ
男性社会の中で、女性として弟子入りを許されることは簡単ではなかったはずです。
番組でも、師匠のもとで修業を重ねる日々や、噺を覚える苦労、葛藤を率直に語っていました。
印象的だったのは、9歳の女の子が「弟子にしてください」と二葉さんに申し込んできたというエピソード。
子どもにまで憧れられるのは、二葉さんの優しさと芯のある生き方が伝わるからこそだと感じました。
家族の理解と応援
番組では、お父様が「人前で話もできないのに落語家なんて無理だ」と言っていたことも紹介されました。
それでも今では、客席から娘の姿を誇らしそうに見守っているそうです。
私も子どもが県外に出たとき、寂しくて子どもの部屋に入れないほどでしたが、最終的には「やりたいことを応援したい」という気持ちに変わりました。
二葉さんのご両親の思いと重なり、胸がじんとしました。
まとめ|芯のある優しさが魅力
『徹子の部屋』で見せた桂二葉さんは、落語家としての実力だけでなく、人柄の温かさや芯の強さが際立っていました。
女性落語家としての挑戦は決して平坦ではありませんが、人を笑顔にする力を持つ彼女の落語には、唯一無二の魅力があります。
これからの活躍を、心から応援したいと思います。
📺『徹子の部屋』2025年8月28日放送回の詳細は、テレビ朝日公式サイトでも紹介されています。


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